「そう焦んなよ」 「陸っ!!」 俺は煙草の火を地面に擦り付けて、立ち上がった。 「そんなこと、ぜってーさせねぇから。俺は死んでも、あいつは守る。だから心配すんな」 広樹は不安そうな表情を浮かべていた。 例え美優がおかしなこと考えていたとしても、奈緒には一切触れさせない。 あいつを傷つけたら、俺は女でも容赦しないだろう。