返事をしないあたしの顔をそっと覗き込み、頬にキスしてきた。 陸さん… いつもあたしが寝てるときにこんな事してくれてるのかな… 思い当たることは何回かあった。 ふわふわと現実と夢の間をさまよっているときに、優しく頬や口に注がれる温かいもの。 それは陸さんの唇だったんだ… そう思ったら、目頭が熱くなった。 あたしの事…好きなんだよね? それなのに… それなのになんで嘘つくの…? ねぇ陸さん…