「名前は?」 「桐谷 さくらです」 クールっぽく見えたけど、そうでもないのか笑顔で接してくれる彼に顔が熱くなるのを感じた。 「あ、桐谷さくらさんて6階の?」 「え?あ、はい。そうですけど」 「じゃあお隣さんだ、よろしく」 「へ?隣!?」 そう言えば管理人さんが言っていた気がする。 両親は海外で仕事をしている私は一人暮らし。 だからこの物騒な世の中に助け合える隣人が居たらなあ…って考えたことはあったけど。 まさかこんなかっこいい人が隣だなんて夢のようだ。