『親切丁寧な説明だろうが!!』


「はぁ、いわいる木の人形ね。」


『儂の説明を……
広辞苑が可哀想だろ!!!!!』


「いやいや、こけしの化け物に
使われている方が可哀想だよ。うん。」


『化け物ではないっ!!妖精だっ!!!』


「テメェみたいなのが妖精な訳があるか!!
せめて可愛い美少女だろうが!!
それか、超絶イケメンだ!!」


『ムチャ言うなっ!』


「むしろ、それ以外お呼びじゃねぇよ。
爆ぜろ。」


「これがこけしの限界だっ!!!!!!
これでも、こけし界ではイケメンなんだよ!?」


『知るかボケ。』


拾って損した。
はぁ…帰ろう…。



『置いてくなぁぁぁぁあああぁぁ!!!!!!』






END