「ただいまー。」


『おぉ、おかえり。
今日は早かったな。』


「今日は昼までだからね…って
何馴染んでんだよ!こけし!!」


『確かに私はこけしだ。
なにをしているかというとだな、
住んでいるのだ(・ω・´)キリッ』


「キリッじゃねぇよ!!!
いつ、誰が、どこで、
住んでイイと言った?」


『僕ちんを拾ってくれたあの日から
君は私のナイトだろ(キラッ』


「滅びろ。」


あの日私は、
こけしをスルーして帰ったはずだ。

なのに、何故か私の後をついて
家に転がり込んできた。