俺は目が覚めた



あれ?股間が軽い



「あ!大丈夫ですか?」



そこには服を着た凛さんがいた


そして膝の上に頭を乗っけている俺


いわゆる凛さんに膝枕をしてもらっているのだ



膝枕…



「ぐあー!!!」



俺は衝撃で飛び起きた



いくら服を着てたとしても
短パンだから生足だ



すべすべしてたなー!なんで起きてしまったんだろ!



凛さんは俺の声にびっくりしながらも
心配そうな眼差しでこっちを見る


「だ、大丈夫なんですか?
その…ひどくうなされてたってか
笑ってましたけど…」



わ、笑ってた?
それは夢の中の話じゃ…



俺はおもむろに股間を見る



あれ?なんで服きてるんだ?


そこに今さら気づいた



「あ、ごめんなさい
えっと勝手にロッカー開けてしまいました!
服も着せたのは私です!」



き、着せたなんて…


そんな羞恥プレイを…



ってか俺なんか喋れや!



さっきから俺のセリフが少ないことにも気づく