冷たいな京華さん

「で…」

少し恐る恐る。

千春は身構えるように京華に問いかける。

「その妖力充填って…どうやるんですか?」

「……」

唇についたオレンジジュースの甘味を、赤い舌でペロリと舐め取る。

そんな京華の仕草が、妙に妖艶に見えた。

「なぁに…容易い事じゃ…」

ユラリ。

千春に歩み寄る京華。

彼の半分ほどしかない背丈なのに、その身から後退りしてしまうような威圧感を感じた。