「どうしたの?先生」 俺は、直の肩に手を回した。 どうしたの?っていつも声をかけてくれた。 高校の廊下。 中庭のベンチ。 体育教官室。 俺が風邪を引いたり、元気がなかったりすると、どこからか現れる。 不思議な子。 「先生、好き」 俺の肩に頭をくっつけた直。