俺と力は、牧場が見渡せるカフェへ向かった。
こうしてゆっくり話すことって最近なかった。
懐かしい。
俺達もいい年齢になった。
「牧場、どう?大変か?」
俺が問いかけると、大袈裟に大変そうな表情を作る力。
「大変、大変」
「前よりも新しい施設も増えてるよな」
「飽きられないように、いろいろ変えていかなきゃな。地元のリピーターも大事だから」
ガッチリしている力だけど、少し痩せたような気がした。
そのことに触れようかと思った時に、力の口から・・・・・・
「実は、俺病気になってさ」
元気いっぱいでいつも笑顔な力から思わぬことを聞くことになる。

