「直ちゃんに似てんのかな?和人かな」
力は、俺と直の顔を交互に見て、にこやかに微笑んだ。
「良かったら、小動物コーナーあるからゆっくり見てってよ。和人、ちょっと俺とお茶でもしない?」
「おう。そうだな。直、ちょっといい?」
直は、ゆっくり話してねと言って、空と一緒にうさぎやモルモットの広場へと向かった。
その後ろ姿を見つめる俺。
直が大きく見える。
まだ小さい空。
トコトコ歩く空。
空と手を繋ぎ、何か話している直。
愛する俺の家族。
念願の北海道。
「おいおい、和人。しんみりしてんじゃないよ」
「なんだかな、幸せで」

