「直も疲れてるだろ?一緒に寝たら?」 先生の優しさに甘えて、私は空とくっついて昼寝をした。 夢を見た。 浅い眠りだから夢ばかり見る。 いつも、同じような夢。 高校の夢。 廊下を歩いていると、前から先生が来る。 私はまだ片思いをしていて。 「おはようございます」と声をかけると、先生はかっこよく 「おう、おはよう」と言ってくれる。 嬉しくて、嬉しくて、走り出す私に、先生が言う。 「廊下、走るなぁ~」 そう言われて、また嬉しくて私は走る。