「だめだよ、ここは学校だから」 「でも、学校でしか会えないでしょ?俺達は」 「だめだって」 耳を疑った。 斉藤先生と、男の人の声だった。 誰だ? 俺は、その会話を聞き、自分自身のことを思い出した。 俺と直も、学校の中でこっそり会ったりしていたっけな。 だめな教師だった。 声をかけるべきではない。 そう思い、俺は部屋からそっと出た。