龍の花――龍希――






コホン

咳払いが自棄に響く
それから


「…それで――貴方方は誰で

何しに此方へ?」


先程までとは異なる柔らかな物腰で成之が訊ねた


その瞬間
影龍は全員が全員
視線を通わせる


「SHARK

伝えに来たコトを言ってくれれば良い

みんなの説明くらい僕にもできるし」


そう琥亜が言った直後

扉が開いた


入ってきた者は、中にいる人々を見てビクリと体を震わせる


「「「「「光治っっっっっ!!!???」」」」」

「お前、琥亜のところに来てたのかよ」
「心配かけないでください」
「TWINSが心配しすぎて泣いてましたよ」
「「み゙づばる゙~~」」


額に冷や汗を浮かべながらフリーズしたのは
こっそり影龍を抜け出し
琥亜と一緒に龍希に会いに行った光治だった