卑怯な私






「暑い~・・・・・・・。冷房点けようよ」



部屋の中心に置かれている机に突っ伏する。



「人の家に押し掛けてきて図々しいんだよ!」



と言いつつもエアコンに電源を点けてくれる。



「いいじゃん。一人暮らしは寂しいんじゃないの~?」



親が離婚したとかなんとか・・・・・・・



家庭の深い事情で一人暮らしをしている遊人。



家賃は母親が出して、生活費と光熱費は父親が出してるんだと。



「女連れ込み放題だね」



まさに無法地帯。



「それじゃあ俺がヤリチンみたいじゃねぇーか!」


「実際にそうじゃない」



来る者拒まず、去る者追わず。



この言葉は遊人の為に出来た言葉よ、きっと。



「あのな~!」