卑怯な私




「・・・・・・」


「ゆう、こ・・・・・?」


「優子!」



とびきりの笑顔で駆け寄ってくる優希。



それを愛しそうに見つめる翔樹。



やっとか、と言いたげな顔をする遊人。



「ごめんね、ありがとう」



行き成り飛びつかれたかと思うと、第一声がこれだった。



「私の方こそごめん。待っててくれたんだ・・・・・・、ありがとう」



優希のちょっと突っ張った身体を優しく抱きしめる。



「ねぇ、こんな時に聞くのも悪いんだけどさ・・・・・・。太った?」



昔よりお腹がちょっと出てる様な・・・・・・



「太ったんじゃなくて妊娠してるんです」


「あ、そっか。なるほどね」



え?



今なんて?



「妊娠!?」