ロールキャベツと女子高生




(なに言われるんだろ・・・。)


空を見上げながらなんとも言えない不安と闘う。


(仕事上でのミスを注意される?)


(いやいやいやそりゃないわな・・・樫本さんそんなキャラじゃないし・・・)


拓海は社会経験を目的としてではなく、ただ単に金が欲しいがために働いている。


日菜も教えてもらったわけではないが、一緒に仕事をしていてそう感じることがある。


そんな奴がまさか仕事上でのミスをわざわざ呼び出してまで注意するはずがない。


(・・・・・・)


(・・・・・・)


(えっちょっじゃあなんで!!?)


(なんで樫本さんここに来てって言ったの!!?)


(仕事以外に私に何の用があるの!!?え!!??)


(まさかプライベートな話!!?えっなにそれヤダーー!!)


(私大人の男の人無理ィーー!!怖いよォーー!!)


日菜は考え込んだらさらにパニックになり良からぬ方向に暴走した。


混乱した頭で考えることなど決してロクなことではないが、やはり考えることはやめられず頭を抱える。


日菜は立ち上がり暗闇にポツンと置かれた自動販売機の周りをうろちょろして自分を無理やり落ち着かせた。