(きっと文句だ。あーーー絶対文句だ。あーーやっちまった。) 勝手に自己完結し絶望した。 一方の拓海はふぅーっと息を吸い込む。 星空を見上げた拓海の横顔は何かを決心したかのように凛々しかった。 「あのね、」 少し間を開けてまた話し始めた拓海に、日菜の心臓がドクッと勢いよく跳ねた。 脂汗か冷や汗かよく分からない液がこめかみから一筋流れて、日菜は急いでそれを腕で拭う。 「は、はい。」 裏返った声はあまりにも間抜けだった。