ちっこいラブやもしれんけど。(12/22完全完結☆)







昨日、一昨日と、悶々と……考えとった。





由良の発言の節々に……



引っ掛かる言葉がある。




香澄ちゃんと……別れた。


ちゃんと見ろだなんて…言ってしもうてる。






あんな、勘違いやなかったら………





由良、アンタ…




私のこと…………










「小夏。」



「え?」


今、由良……何て呼んだ……?



「手伝え。」




「……は?」



「隣りの席の……特権や。」




「…………。」



由良は私に、大量のプリントを配る。





それから、立ち上がって……。

くるり、と後方へと向いた。





「1組と2組の皆さんおはよーございます!これから球場に向かうワケやけど…、その時間を利用して、応援の練習したいと思います。昨日野球部からオーダーの改訂版がきたので…、地区大会ん時とは若干変更部分があります!俺、ここで振りつけもするから、座ったままでええから真似して覚えて下さい。今から助手がプリント配りま~す。」



じょ……助手って!





まあ……、大変そうやし、こんくらいええか。










プリントには、野球部からオーダーが入った応援歌が…書かれていた。


選手が打席に入った時、それぞれに…違う応援をする。




「We Will RocK You…、カントリーロード、宇宙戦艦ヤ〇ト、睡蓮花……。4番豊田くんは睡蓮花か。おいし~やん。」




「………。ハイ、じゃあ睡蓮花からいきま~す!タオル持ってきましたかぁ?それを…、助手の日向のように回してくださ~い!」



「ちょ…、何で私が…。」



「ラッパ音真似とどっちがええねん。」



「…………。」


オニ………。





「…アカン、日向もっと早う振り!」



「合間に豊田コール入れるで~!!」



なぜ私がスパルタされなイカンのかわからんけど。


由良は張り切っとるし、


バスから笑いが起きるし……




まあ……、えっか!!