可愛くない私。かっこよくない貴方。



「夏目!」

「はいっ!」

走って走って走って走ったって間に合う訳もなく……私は今、絶賛お説教中。

「こんな大事な時期に遅刻とは、お前も偉くなったなー」

「えへへ、そんなぁ」

「誉めてない!!!!!」

「すみません!!」

「もーいい。俺は疲れた……とりあえず校庭10周」

「じゅっ、10周!!!?」

いまあんだけ走ってきたのに……

「早く行け。
あ、サッカー部の邪魔にはなるなよ?」