ごめんなさい。


あともう少しだけ、好きでいさせてください。

私の大好きな笑顔で笑ってほしいから。


だから、この灰色の想いは小さくなりますように。



そして来年の春には、私のココロも春色になるように。


「あーまた遅れてる!いーくよっ!」


「ホントにおいてくぞぉー!」


「うん!ゴメン。今いく!」


二人の大好きな笑顔をいつまでも絶やさないように、



春色の空のした、
ひっそりと願うのだった。











―*end*―