「これで、全部。」
私の拾った分のビーズを西君の大きな手の中に置いた。
「って、あのさ。このビーズ.........なんか見覚えあるんだけど。」
「え。」
そう。
ちょっとチャチぃ感じのこのビーズ。
奇妙な色。
どっかで.............。
西君の手元を見たら、すぐに思い出した。
左手にはビーズ、右手には切れてしまったビーズの紐と、あるキャラクターが描かれている、私たちが拾った物よりも一回り大きなビーズ。
「ぷっくくく、あはははっ。」
いきなり笑い出す私を見て、
西君がバレた。
という顔をした。


