「素直だね、今日は」 「び、病院は怖いのよ…」 その日、私は零央との失った隙を埋めるかのように、ずっと一緒にいた 昔のことを急に思い出すのは無理だけど、これから思い出を増やすことはできる 私は零央と、もっと一緒にいたい 心からそう思った 「ごめんね…思い出せなくて」 私はもう一度謝った 「だいじょぶ、俺が覚えてるよ」 と、零央はそう言ってくれた