「明日退院なんだってね。よかった。3日後の亮の見送りにもいけるね」 そう…3日後の今頃には、亮がここを発つのだ 寂しいけど家の事情だから仕方ないけど 「あの…さ」 零央は少し気まずそうに話を切り出した 「あの時、思い出したって…ほんと?何処まで思い出した?」 そっか、さっきから何かずっと言いたそうだったのはこのことだったのね 「うん、一部だけね…まだ全てを思い出しきれてないんだけど」 すると零央は「そっか」と、優しく言った