--------- ------- 『ほんとにそれでいいの?』 誰も居なくなったリビングでお母さんと話し合う。 『うん。』 『そんな遠いところまで行かなくても・・』 『もう、決めたんだ。お母さんごめんね。』 『・・・そう。貴方が決めた事なら反対はしないわ。』 お母さんは、悲しそうな顔をしながら、それでも賛成してくれた。 我ながら、お母さんには迷惑ばかり掛けているけど、理解ある母でよかったと、つくづく思った。