明日仕事だから、寝るわ。
真ちゃんは、ちょっとシャワー貸して、と哲のエリアへと消えた。
真ちゃんにしたら、やたら早い時間な気はするけれど、私は洗ったまま畳んでいなかったタオルを持って、真ちゃんを追う。
「真ちゃん、タオル」
「おー、ありがとー」
すでにシャツを脱いでいた真ちゃんの、ピアスの貫通した乳首は、相変わらず痛々しい。
「………もし…」
私が居ることに、なにも思うところがないのか、平気で脱ぎ進める真ちゃんに、声を掛けた。
「んー?」
「もし、さぁ……」
パサパサと髪をほぐす仕草は、無駄にセクシーだと思って、目を逸らした。
「………もし、おばあちゃんが…どうしても納得してくれなかったら……」
もしかして運命的に良い縁かもしれない、可能性が無くはない、けど…。
「…………私、の名前、言ってもいい、よ?」
それでも繋がる縁ならば、きっと私が邪魔したって、繋がるはず。

