【続】朝の旋律、CHOCOLATE




私は多分、ほんの僅かな時間、意識を失ったのかも知れない。


キスをされているのか、噛みつかれているのか、首を絞められているのか、判らなかった。




あんまり、皆が心配してくれるのを重たく感じて。

婿様んちくらい、ひとりで行ける、なんて意地張って。


ひとりで立てるような、気になって。

付いてきてくれようとした哲を、わざわざ部屋に留めた挙げ句の。


悲鳴。




ああ…私、情けない。

…かなわない、なんて。

殴られて、一度も殴り返せないなんて。




こんな。

こんな、自宅の真下で。



殴られるままに……
組み敷かれて…る、なんて…。