これを、こうして。
こうなったら、こうします。
そうなれば、こうだから…。
私は、彼の話を真面目に聞いていたけれど。
とどのつまり、狭山久志が。
決定的な犯罪を犯さない限り、完全に排除することは出来ない、って事よね?
今の状態は、“注意”。
それも、してくれたのかどうか、わからない。
確かに職場には、来なくなったけれど…、警察の注意が効を奏した、とも思えない。
社長と弁護士さん。
どこかで食事をするらしく、全て任せるしかない私が、よろしくお願いします、と頭を下げれば。
大丈夫だから、あまり心配しすぎないでいなさいね、と。
哲ちゃん、頼んだわよ。
なんて。
弁護士の相談料って幾らなんだろう…と、余計な心配の増えた私を置いて、2人で出掛けて、いった。

