ああ…私、携帯の………。
利用番号の明細、もらってたっけ…?
いつも払込用紙しか使わないから…どうだったっけ。
私がかけた番号………知られちゃった、のかな。
…迷惑かけたりしなきゃいいけど………。
哲に手を引かれるままに、いつの間にか、うちの前。
どこから上がったんだろう、と、部屋を見上げた。
少ししたら、お巡りさんが来る。
一応、見にきてくれる。
哲は…お巡りさんに、何を話していたっけ。
狭山久志のことに、触れた気がする。
確証はないけど、って。
どうしよう。
おおごとに、なっちゃった?
私。
私。
ただ、哲に。
面倒な思い、させたくない。
私のことで、あまり手を煩わせたくない。
ただでさえ。
ただでさえ、面倒みてくれてるのに。

