そんなことをふと思い出しながら 私は彼に抱きしめられていた どうしても伝えれなかった 伝えとければよかった その数文字の言葉を 喉の奥に押し殺して ただ、泣き続けて 不意にことばが口からこぼれ落ちる 「ねえ、好きだよ」