呪島~ノロイジマ~

突然の悲鳴。



全員慌てて振り返る。





「おい!」
「チャコ!」


浩太が真っ先に、そこに倒れている茶和子に駆け寄って抱え起こす。



「おいチャコ! しっかりしろ!」


身体を揺すって呼びかけ続けると、茶和子はうっすらと目を開けた。



「浩太……」


「大丈夫か?」


我に返った途端、佐和子は思い出して怯える目で窓を見る。





そこには誰もいなかった。



「何があった?」


心配そうに見つめる浩太に視線を移す。


茶和子はホッと胸を撫で下ろした。


今のはいったい何だったのか?



とはいえ何だったも何も、幽霊以外の何ものでもない。


大昔の幽霊。


それが今もこの島にはいるのだ……。


茶和子は身体の奥からガクガクと震えが来た。