正直ちょっとガッカリかなぁ……。
茶和子は一人だけ先に展示物を一通り見て回っていた。
自分たちの作品を贔屓するわけではないが、ここにあるくらいの物以上のレベルだと思う。
大きな作品や、建物自体が作品になっている物があって、それらは移動出来ないから写真のパネルになって展示されている。
確かにそれらは凄いけど、結局すでに取り壊されているか、出品者が持って帰っているか、今尚あるとしても展示されている島まで行かなければ見ることは出来ない。
そういえば……
(確か建物の港側とは反対側に、大きな作品は展示されているって言ってたよね?)
茶和子はそう思って、山側の窓に目を向ける。
青白い顔の女がいた。
窓の外……
二階の窓の外なのだから、そこに人がいるはずがない。
茶和子はすぐにそれが幽霊だと思った。
女が睨んでいる。
「キャァアアアアアアアアアアアアア」
気がつけば茶和子は悲鳴をあげていた。
突然目の前が暗くなる。
生まれて初めて見た霊に対する恐怖から、急激な血圧の上昇を起こした茶和子は、そのまま目眩を起こして床に崩れ落ちた。
茶和子は一人だけ先に展示物を一通り見て回っていた。
自分たちの作品を贔屓するわけではないが、ここにあるくらいの物以上のレベルだと思う。
大きな作品や、建物自体が作品になっている物があって、それらは移動出来ないから写真のパネルになって展示されている。
確かにそれらは凄いけど、結局すでに取り壊されているか、出品者が持って帰っているか、今尚あるとしても展示されている島まで行かなければ見ることは出来ない。
そういえば……
(確か建物の港側とは反対側に、大きな作品は展示されているって言ってたよね?)
茶和子はそう思って、山側の窓に目を向ける。
青白い顔の女がいた。
窓の外……
二階の窓の外なのだから、そこに人がいるはずがない。
茶和子はすぐにそれが幽霊だと思った。
女が睨んでいる。
「キャァアアアアアアアアアアアアア」
気がつけば茶和子は悲鳴をあげていた。
突然目の前が暗くなる。
生まれて初めて見た霊に対する恐怖から、急激な血圧の上昇を起こした茶和子は、そのまま目眩を起こして床に崩れ落ちた。


