呪島~ノロイジマ~

『ゾクッ』



綾の身体に悪寒が走る。頭の中に何かが入ってくるようなそんな……



そして……



「ぅふふふふふふ。本当に懐かしいわ」



「え?」


突然後ろにいた綾が喋った意味が分からなくて、茶和子は驚いて振り返った。


そこにいるはずの親友の顔が、明らかに別人に見える。



「ぅふふふふふ。みんなこのまま静かに眠っていられると思っているの?」



「ちょ、綾?」



「ぅふふふふふふふふふ。起こさなきゃ」



「ちょっと綾!?」


茶和子が慌てて大きな声を出した。





「どうかしたの?」


突然いつもの綾に戻って、不思議そうな顔をする。



「あなた今……」


「え?」


全く覚えていないのだろう。綾は訝しげに見返してきた。