特に身体に異常のなかった早紀は、すぐに退院した。
両親の遺体を東京まで搬送するのは大変である。
由美の提案で、遺体はこっちで荼毘にふされ、早紀と由美が遺骨だけを抱えて、東京に帰ることになった。
新幹線で東京駅まで帰り、そこから乗り換えて、早紀の自宅に向かう。
一応向こうで簡易的な葬儀はしているが、やはり地元でしないわけにはいかない。
二人はまず町内会長のお宅に挨拶に伺って、葬式の段取りをするつもりだった。
自宅に着くと、早紀は自宅の鍵を取り出して、鍵穴に差し込んで回す。
ガチャ。音がしたので開けようとしたら、なぜか開かない。
あれ?
もう一度回してみると、今度は開いた。
もしかして……開いてた?
嫌な空気を感じながらドアを開けて中に入る。
玄関からすぐ正面に見える階段の下……。
早紀は我が目を疑った。
両親の遺体を東京まで搬送するのは大変である。
由美の提案で、遺体はこっちで荼毘にふされ、早紀と由美が遺骨だけを抱えて、東京に帰ることになった。
新幹線で東京駅まで帰り、そこから乗り換えて、早紀の自宅に向かう。
一応向こうで簡易的な葬儀はしているが、やはり地元でしないわけにはいかない。
二人はまず町内会長のお宅に挨拶に伺って、葬式の段取りをするつもりだった。
自宅に着くと、早紀は自宅の鍵を取り出して、鍵穴に差し込んで回す。
ガチャ。音がしたので開けようとしたら、なぜか開かない。
あれ?
もう一度回してみると、今度は開いた。
もしかして……開いてた?
嫌な空気を感じながらドアを開けて中に入る。
玄関からすぐ正面に見える階段の下……。
早紀は我が目を疑った。


