呪島~ノロイジマ~

一瞬何が何だか分からなかった瞳だったが、



それを認識した途端、気を失いそうになった。



「きゃぁああああああああ」

必死で足をバタつかせようとするのだが、つかんだ手が離してくれない。



「嫌ぁああああああああ」


瞳は反転してうつ伏せになると、地面を必死につかんで力を込めた。



必死だった。



必死で力を込める。



――抜けた!





瞳の身体は勢い余って、そのまま前に転んだ。


(逃げなきゃ)


すぐに起き上がろうとするのだが起き上がれない。


足首はつかまれたままだったのだ。