呪島~ノロイジマ~

早紀は必死でドアを叩いた。


雨に濡れ、ビショビショになりながら……。



いったいこの島の人たちはどうなっているのだ?


祐次があんなことになったのに……

もしかしたらまだ生きているかもしれないのに……

一刻も早く警察に連絡をとりたいのに……





なぜ助けてくれないのだ?


段々怒りがこみ上げてくる。


もはや爆発寸前だった。





「開けろぉおおおおおお」


早紀の怒りは限界を越える。


そして早紀は、庭にある大きめの石を拾い上げ、玄関のガラスに向かって叩きつけた。