呪島~ノロイジマ~

「祐次ぃいいいいいいいい」


突然聞こえた悲鳴に早紀は慌てて大声をあげた。


身を乗り出して下を見るが、残念ながらここからでは何も見えない。



(いったい何があったんだろう?)


不安だけが募る。


祐次からの返事はない……。





「祐次ぃいいい大丈夫なの!?」


早紀はもう一度大声で叫んだ。



――返事がない。



「祐次~~~祐次~~~~」


気付かぬうちに思わず涙が溢れていた。