呪島~ノロイジマ~

下り始めて14~5メートルといったところだろうか、

祐次はなんとかなだらかな場所に降り立った。



が……


輝之の姿はない。




「祐次ー大丈夫ー?」


上から早紀の声が聞こえる。


「おー、今ちょっと平らなとこについた」



「テルさんはー?」


「いやぁ、ここにはいねぇー」


そう言いながら祐次は先に進む。





なんとその先は切り立った崖で、祐次は背中がゾクッとした。



「えっ!?」





崖下の岩場に、一瞬何かが見えた。