呪島~ノロイジマ~

大輔は瞳の様子からただならぬ事態を感じ、恐る恐る受話器に耳をあてた。








何も聞こえない……。



電話機本体の受話器を乗せるところのフックボタンを、ガチャガチャと数回押した後110と押した。




が、うんともすんともいわない。


(くっそー回線が繋がっとらんのか!?)






「あそぼ」


突然大輔の耳に女の声が聞こえた。




「うわぁあああああ」


大輔は驚いて受話器を放り投げる。



「ダメじゃ、このままここにおったら、ワシらぁ全員殺されるぞ」


「え?」
「えっ!?」


大輔の真顔での台詞に、美絵と敦也は思わず聞き返した。