呪島~ノロイジマ~

「電話はどこならぁ」


大輔がキョロキョロしながらドンドン先へ進んでいく。


勝手口のすぐ横はキッチンになっていて、そのキッチンのシンクが、食堂と対面式になっている。


電話はそのカウンターの上に置いてあった。



いつも普通に携帯電話を使うので、瞳は去年も来たのに全然気にも留めていなかったのだ。



「あった! で、どこに電話すればいいの?」


瞳は急いで受話器をとると、三人に向かって聞いた。



「そりゃオマエ、警察じゃろ? 人が一人死んどるんじゃけん」



「分かったわ」


瞳は受話器を耳に当てて、プッシュボタンで110と押し……。