呪島~ノロイジマ~

『ドスッ』



二階で物音がした。


三人は同時に上を見上げる。



……もちろん今の位置から二階は見えない。


先頭で駆け出したのは瞳だった。



「おい! お嬢ちゃん! ちょっと待て」


嫌な気配を感じて大輔が声をかけるが、瞳は夢中で階段を駆け上がった。


敦也もすぐにそれを追う。



(おいおいおい……)


嫌な気がしながらも、一人で残るのも気持ち悪いので、しぶしぶ大輔は後を追った。