呪島~ノロイジマ~

「まいったな……どうする?」


祐次が交互に二人の顔を見る。



「どうって言われても、捜すしかねぇだろうが」



「でも……もうすぐ日が暮れちゃう」



「う~~~~ん」


祐次は悩んだ。輝之が早紀をかばって斜面を滑り落ち、怪我をして自分たちが来るのを待っている……。


すぐにでも行ってやらなければ、もうすぐ日が暮れてしまう。


しかし、今井由梨の安否も確かに心配なのだ。



先ほどまでの感じで、突然ふざけて隠れたり、黙ってどこかに行くとは考えにくい。


先ほどの想像がまたも脳裏に浮かんできた。