呪島~ノロイジマ~

「えっ、何で?」



「あそこって、下からだと木が倒れて道を塞いでるのが分かるけど、

上から下って行くと、斜めに下る細い道が、一見本線のように見えるんだ」



「えっ!?」


「さっきそこで振り向いて見てたろ」



「あっ……うん」



「あの時さぁ、つい最近誰かがあの枝道を通ったように感じたんだ」


「えっ……それじゃあ……」



「ああ、テルさんたちは多分あそこで間違ったんだと思う」


敦也は瞳の目を見つめて頷いた。