呪島~ノロイジマ~

「いや……俺たちは島の北側にある保養所」
「オマエらぁアイツの仲間かあ!」



「アイツ? アイツって……」


男の剣幕に押されて、敦也の声が上擦る。



「さっき貴志の家に来たやつじゃ」



「タカシ……って?」


「ここで雑貨屋やっとるんじゃ」



「いや……あっ!」


「何じゃ?」



「もしかしてライターを買いに来ました?」


敦也は男が言っているのが、輝之のことだと思った。