呪島~ノロイジマ~

美絵の悲鳴と共に、祐次と健介が駆け出す。


遅ればせながら由梨もその後を追おうとした瞬間。



由梨は地面にうつ伏せに倒れていた。


何かが背中の上に乗っかっている。



大声で健介の名を呼ぼうとした瞬間、口を塞がれた。




一体何が上に乗っているのか……?


由梨は訳も分からないまま、恐怖で身体が動かない。


口を塞いでいるのは、確かに誰かの『手』なのだ。