呪島~ノロイジマ~

「に……げ……ろ」



声は聴き取れなかったが、美絵はそういう風に感じた。



「すぐ……島……から……出ろ」


今度は聴き取れた。



「あなたは誰……?」


自分たちとあまり変わらない年頃の男の霊に向かって、美絵は震える声で聞いた。





その時、




男の霊が驚愕の顔で、美絵を見つめた。