呪島~ノロイジマ~

「いたって何が?」



「うん……早紀なんだけど……」


「はぁ? サキって、遠藤さん?」


健介が眉をひそめる。




「ああ早紀だよ」


「何でここに?」



「何でって……さっき上から見た時、この窓から早紀が覗いてるように見えたんだ……」



「はぁ? オマエなぁ、何でテルさんと島の反対側に行った遠藤さんが、この窓から覗いてんだよ」


健介は呆れたように窓から外を見た。