呪島~ノロイジマ~

「ちょっと一体なんなのよ~~。

うわぁ~、それにしても気持ち悪いねここ」


全力で走ってきて、肩で息をしながら由梨が言った。



人が生活しなくなってから、何年経っているのだろう……

それでもまだ、建物の原型はちゃんと留めているから、

そんなに何十年も昔……という訳ではなさそうである。


昔ながらの和風の家。


祐次は一度深呼吸してから玄関の中に入った。