「瀬戸内海に浮かぶ小さな島にある、社員専用の保養所なんだけどね、
夏休みの時くらいしか誰も使わないから、そういう所のほうが、みんなで楽しめるかなぁと思って……」
「うんうん楽しそう。でも島って何か遊ぶところあるの? まだこの時期じゃ泳げないし」
「小さな何もない島だからね。遊ぶところはないかも……でも彼がぜひ使ってくれって言うから、断われなくって……ごめんね」
瞳は早紀に向かって、申し訳なさそうに謝った。
「ちょっとヤダ、謝らないでよ。みんなだってそういうとこでワイワイやったほうが楽しいに決まってるじゃない」
早紀が慌てて言う。
「そうだよヒトミン。私は盛り上がれる場を提供してもらえれば、それだけで充分なんだから」
話しを聞いていた由梨が話しに入ってきた。
「うん。でも魚釣りとか出来るし、施設の中に卓球とか、カラオケとかあるから」
「へぇ~~じゃあいいじゃん。卓球で勝負しようよ!」
由梨が目を輝かせる。
「え~~~ヤダよ~。運動神経の塊の由梨には勝てっこないもん」
早紀はため息をつく。
「じゃあペア戦にしようぜ。任せろ早紀、俺卓球めっちゃ得意だから」
祐次が目を輝かせながら、早紀の頭に手をあてて撫でた。
夏休みの時くらいしか誰も使わないから、そういう所のほうが、みんなで楽しめるかなぁと思って……」
「うんうん楽しそう。でも島って何か遊ぶところあるの? まだこの時期じゃ泳げないし」
「小さな何もない島だからね。遊ぶところはないかも……でも彼がぜひ使ってくれって言うから、断われなくって……ごめんね」
瞳は早紀に向かって、申し訳なさそうに謝った。
「ちょっとヤダ、謝らないでよ。みんなだってそういうとこでワイワイやったほうが楽しいに決まってるじゃない」
早紀が慌てて言う。
「そうだよヒトミン。私は盛り上がれる場を提供してもらえれば、それだけで充分なんだから」
話しを聞いていた由梨が話しに入ってきた。
「うん。でも魚釣りとか出来るし、施設の中に卓球とか、カラオケとかあるから」
「へぇ~~じゃあいいじゃん。卓球で勝負しようよ!」
由梨が目を輝かせる。
「え~~~ヤダよ~。運動神経の塊の由梨には勝てっこないもん」
早紀はため息をつく。
「じゃあペア戦にしようぜ。任せろ早紀、俺卓球めっちゃ得意だから」
祐次が目を輝かせながら、早紀の頭に手をあてて撫でた。


