呪島~ノロイジマ~

「ねぇ行ってみない?」


「行って……行くってどこに?」



「だから島の南側によ」


「えっ!? 歩いて?」


「うん」



「歩いていけるの?」



「行ったことはないけど道は繋がってるらしいわよ」



「どれくらいかかるの?」


「知らないけど一時間くらいじゃない?」



「一時間かぁ……でも、その間に二人が帰ってきたらどうするのさ?」



「それは……また船で迎えに来てもらえばいいじゃない」


瞳の目は真剣だった。