「うわーっ、ヒトミン久しぶりぃー」
「ヒトミン元気してた!?」
「変わってなぁーい」



久しぶりに再会した瞳に向かって、早紀たちは一斉に声をかけた。


「アハハハ、みんなも全然変わってないよ」


瞳は笑顔で答える。



「そう思うでしょ」


突然由梨が真顔になった。


「えっ!? うん……変わったように見えないけど……」


瞳は三人の顔を見比べる。



「ところがね、変わっちゃってるのよ。この一年の間に」


「えっ!?」


瞳はキョトンとした。


「ヒトミンが転校した頃は、早紀はまだ処女だったけど、今は」
「ちょーーー! 何言ってんのよ! バカ!」


慌てて早紀がツッコむ。


そのタイミングで全員の視線が祐次に集まり、祐次は真っ赤になって照れた。